一般機械用部品−01
- 依頼内容
- この部品の中でRの掘込加工があり、製作可能か、との問い合わせ
(上下10mmずつの肉厚を残して中の80mmの部分にR40の掘込を入れる) - 問題点
-
- R加工が貫通していないので、加工方法がかなり限定される
- サイドカッターで少しずつ切り込めば加工はできるのだが時間がかなりかかる
※ø80のサイドカッターは市販されていなかった
- 解決策
-
- サイドカッターを当社規定寸法に協力会社へ成形依頼
- 掘込の荒削りをø20ラフィングエンドミルでX、Zを使って加工した
- 仕上げはサイドカッターの側面を使って、切り降ろして製作
- 結果
- かなりの時間短縮ができた
一般機械用部品−02
- 依頼内容
-
- 小ロット(20〜30個ほど)の繰り返し品
- 加工を受けてもらえるところが無いので、是非お願いしたいとの依頼
- 問題点
-
- 異形状のため、取り付けに工夫を要する
- 材質はステンレス鋳物、ステライト肉盛ということなので既存の刃物では消耗、破損が激しく、加工時間、切削工具費ともに多量なコストがかかる為、費用面で合わない
- 解決策
-

- 取り付け用治具の製作(数種)
- 旋盤用某メーカーの超硬刃物(手研用)を使ってミーリング用切削工具を製作(刃物の研ぎ方も工夫)
- 製品の刃先にあたる、ステライト肉盛部分の加工は超硬、ハイスエンドミル、研磨加工と、3種の工具で加工方法を併用して時間短縮した
- ハイスエンドミル ・・・
ステライト近辺のステンレス鋳物を切削 - 超硬 ・・・ ステライトの荒加工
- 研磨 ・・・ ステライトの仕上げ加工
- ハイスエンドミル ・・・
- 結果
- 製作、コストともにクリア
一般機械用部品−03
- 依頼内容
- 深いアリ溝だが必要な所なので加工して欲しいとの依頼
(形状の変更はできない) - 問題点
-
- アリ溝加工用工具はあるのだが、刃長が45mmもなく、また切削量が多いのでとても同じ刃物で最初から最後までは加工できない
- アリ溝加工用工具での切り込み量1mmまで、できれば0.3mm位が適正と思われた
- 切り込み量1mm位で加工すると刃の消耗が激しく仕上がり面が悪くなってしまう
- 高価な工具なので単品ということもあり精度とコストの兼合いも重要になってきます
- 解決策
-
- 荒加工でいかに仕上げ代を少なくするかがポイントだと考えた
- ワークを傾けず高価な工具を使わず、3工程、3種の工具を使って仕上げ代0.5mm迄の荒加工を行った
- 結果
-
- 他の加工はスムーズで問題が無かった
- アリ溝の仕上げ加工の取代を少なくしたため、全品加工済みまで、面粗度、寸法精度を保つ事ができた



